一人ひとりの顔だちが異なるように、当然目・鼻・口の形も一人ひとり違います。本当にその患者さんに合った入歯をつくる為には、作り手が直接患者さんと会う事が大切だと思うのです。 そして、実は、口にぴったりと合う入歯をつくる技術というのは大変難しいものなのです。特に顎の骨の吸収が大きく、咬合がずれてどこで噛めばいいのか分からない顎が不安定な患者さん・上下のあごの大きさが違う患者さんに対して、満足のいく入歯をつくるというのは至難のわざだと言えるでしょう。 こういった難しい症例の患者さんに違和感なく且つしっかり噛める入歯をつくる事が出来る歯科医院ならば、一般的な歯の治療も充分腕があると考えてよいかもしれません。 総入歯をつくる技術、入歯の治療にはその歯科医院の技術すべてが詰まっていると言っても過言ではないかもしれません。 入歯にかかる費用もそう安くはありません。入歯だけではなく、インプラントも歯科矯正も安いものではないでしょう。 どの歯科医院にかかるか悩んでいるという方は、一つの基準にしてみると良いかもしれませんね。

2022.3.1　 自分に合った入れ歯